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面影

快活 な 顔 を した
若い 父 が
ホーム の 端 に


生き生き と
輝 く 瞳
視界 に 入って くる もの は
無い の だ が
己 の 内側 か ら
溢れ る エネルギー が
爛々 と 輝いて い る




               父 は 電車 を
                 待ってい る
             次 から 次 へ と
                    来 る
              ど の 電車に も
                   乗ら ず
                   電車 を
                待って い る




               父 は 羨望 の
                 眼差 し で
              ホーム を 出 る
                   電車 を
                 どこまで も
                   見送 る






逆 の ホーム 端
        に
        は
相応 に 老い た
  母 が い た


母 は 電車 

待って は いな い
ホーム の 椅子

腰かけ て
詮無 い
繰 り 言
繰り返 す
あーあー
    うーうー
  あーあー
      うーうー






                私 は 
                ほ ら
                こ こ
                こ こ
                  に
                い る






父 に も
 母 に も
  手 を 振って




ねえ、お父さん
   あの ね
  あれか ら
  たくさ ん
    話 し
      が
   あっ た
      の


ねえ、お母さん
   あの ね
  これか ら
  たくさ ん
    話 し
      が
    あ る
      の






                 父 の 喜 び
                 の
                 瞳
                 は
                 私
                 を
                 捉えな い


                 母 の 陰 鬱
                 な
                 瞳
                 は
                 私
                 を
                 捉えな い






             ホーム に 電車 が 入って く る 






お父さん
お母さん
私 は この 電車

乗っ て
私 の “時”

進め て
行く よ


だか ら
 さような ら
   若 い お父さん
だか ら
 さような ら
   老いた お母さん






通勤電車 は いつも と 同 じ で
つり革 に 体 を 預 け なが ら




希望 と 失意 行先 を 確認 しない で
乗車 し た ね




目 の 端 

映っ た
父 の 姿

目 の 端

映っ た
母 の 姿



 の 
  よ
   う
    に 
     崩
      れ
       て
        行
         く


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擦り硝子

無意識 の 意識
    の なか
から
ころころ

思い出 が
転がり 出して 来 る



ひと粒 ひと粒
つまんで みて も
意 味 は
判らな い
た だ


一部
なの








                 とっておき の
                 お菓子 の 箱
                 に
                 溜めて お く






ときに は
光 り
ときに は
くす み
ときに は
輝 き
ときに は
沈み込 む



それは
 つぶ 自体
   が 本当 の
     色 を 探 し
       あぐねて いる
          ように も
            見 え る






冬 の 日差し

浴びなが ら
冬 の 空風

吹かれなが ら
つぶ は つぶ









                    意味 は
                   判らな い
                       歌
                     で は
                   あって も
                    それ は
                       私
                       の
                    存在 の
                     一 部






お菓子 の 箱

いっぱい に なった

透明 な
カプセル

詰め て
カプセル

指 に
挟 み

 へ

 へ
傾け
ゆっく り
ゆっく り
行った り
来た り






                 サラサラ
                 こぼれて
                 行く 音
                    が
                    私
                    の
                   眠気
                    を
                 誘っ て
                  来 る






ここ で
眠って も 良いの?
答えて くれ る
人 は
誰 も 
いな い


ならば


ひと粒






埋没 して 行こ う
無意識 の 中







そこで あげる
新た な
産声




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To Be

いつも は
せわしな い
神経質 な 指先



        今日日
      やたら と
      穏やか に
       ゆっくり
          息
          を
      吐きだ す
          の
          で






                  白い灰 が 崩れんばかり に




灰の中に
  チラチラ
    見え る
      炎 の 窓
覗いてみた ら
「自分」 が い た
窓の周り の 灰屑 を
鱗 の よう に
剥ぎ取っ て
外 へ 出よう と
もがいて い た




                      そこは
                   熱い の か い?
                      そこは
                   煙い の か い?
                      そこは
                   暗い の か い?
                      そこは
                   辛い の か い?




空 を 仰ぎ
煙 の 行く末 追って み た
長閑に
 のどか に
   雲 に 交じって
     優しく
        やさし く
          棚引いて い く






                 それでは
                 「私」は
                 寒いのかい?
                 息苦しいのかい?
                 胸苦しいのかい?
                 それとも・・・
                 つ ら い の か い?






神経質な指先 に
自分の指 を 絡ませ て
額 に そっと 押し当てる






                何の返答も無い
                いつからか
                何 の 返答 も 舞い






小窓 の 向こう の 「私」 を
「私」 は しっかり 見詰 め

     棚引いて 行く のは どちら だろう か


肺 を 割って
息 を 吸い込 む









昨日、一年以上振りにブログを更新致しました。
嵐のような一年でした。
大波、小波と押し寄せて、今、ようやく砂浜に立っていられるくらいの波に落ち着いてきました。
そうしたら、また、詩が書きたくなりました。
気が向いたときに、詩が書けたときにアップしていこうと思っています。
連日書くかもしれません。半年に一度かもしれません。
それでも、「言葉」は私にとってかけがえの無いものなのだと痛切に感じています。
これからも気長によろしくお願い致します


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かの地の水平線

なだらか な 彎曲
     の
水平線  の 頂点
     に




ガラス で できた
ボート
随分前か ら
   浮かんでい る


満月の夜 は ま だ
  良い と し て


雲 ひとつ 無 い
  晴天 の 日 に







                 辿り着けない
                  海 の 底

                 諍いきれない
                  魚 の 群

                 触手まさぐる
                  海 の 藻






何 も か に も が
  何 も か に も が
    何 も か に も が
      な・に・も・か・に・も・が




ただ 二つ の 瞳 を 目がけ て




K O D O K U
 と
言葉 を 音 に 分解し て

 船べり から 海 の 中 へ
  
  滑り込まそう と し て み て も

海面 は 音 を 弾 き

  海上 の 一切 を

    受け入れ は

     し  な  い






                  砂浜 から 見ていた
                  ときに は
                  あんな に も
                  美しかっ た
                  ガラス の ボート

                  それ は

                  た だ
                  鑑賞するためだけに
                  鑑賞するためだけ に
                  あった
                  の
                  だ
                  と


                  未来の声 が 囁いては いた の だ が






ここから 見ると
ガラス の ボート も
正気 の お前 も
た だ
美し い
た だ
愛おし い
そ う
一つ の オブジェ







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プロフィール

suffii

Author:suffii
文学少女でした。
現在は本を読むより、音楽を聴くほうが多いです。
好きなのはロック。
昨年よりボイストレーニングとエレキギターの練習を始めました。
気ままに書く詩や日常の忘備録です。

趣味ですが、文字に触れること、音に触れること以外に着物を着ることが大好きです。
伝統にのっとりきちんと着ることも好きですが、着崩す面白さにも最近、目覚めました。
着物にハイヒールでエレキ弾きます。


お時間があったら、覗いてみてください。

そんな奇特な方はいらっしゃらないとは思いますが、無断転載はご遠慮ください。

それから、できれば拍手をよろしくお願いします。
超初心者ですが、訪問してくださる方がいること、
とても励みになっています。

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